「ステンレスねじの興津螺旋」から「総合ねじ部品メーカー」を目指して。
取締役 総務部長 流石 様
製造部 森田 様
会社データ | |
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住所: | 静岡市清水区興津中町 1424 |
電話番号: | 054-369-0111 |
事業内容: | ステンレスねじのシェアは国内トップクラス。2005年には国内で初めて『 βチタン合金ねじ』の量産化に成功するなど、業界のパイオニアとして、お客様のニーズを具現化する製品づくりに取り組んでいます。 |
従業員数: | 77名 |
詳しい情報は ▶ http://www.okitsurasen.co.jp/
総務部は製造と営業の仕事を除いたすべての業務を行います。給料や福利厚生から社員旅行の計画まで、内容は多岐にわたります。
製造部にはねじ造りの1課と完成品の洗浄から発送まで行う2課があり、私は1課の転造というねじの軸の成形を担当しています。
0.01mmのズレで規格外になってしまうため、よく見て検査するよう意識しています。
興津螺旋はお客様の期待に応えていくうちに技術や品質が向上し、ステンレスねじ生産量が日本一になりましたが、「興津螺旋=ステンレスねじ」という業界認識ができたことにより、鉄や樹脂などほかの素材のねじを造っていても声がかかりにくくなってしまいました。
そのため、総合ねじ部品メーカーとして、ねじで困ったときに「とりあえず興津螺旋に聞いてみよう」と思ってもらえるような存在になることを目指しています。
一般マナー研修や部署ごとに教育計画を立てて社員の育成をしています。さらに製造に使用する機械には資格が必要なものがあるので、外部での操作方法などの勉強会に参加することもあります。
私は2014年に入社し、工具の使い方もわからない状態からのスタートでしたが、先輩社員が丁寧に指導してくださいました。
現在の目標は不良品0で、いずれは製造の経験を活かした営業もできるようになりたいと考えています。
事前に調べている中で特に印象に残ったのは女性社員の活躍です。女性を増やすために会社として何か取り組まれたのかと思い伺うと、男女関係なく優秀な人材を採用するようにしたら女性社員の割合が増加しただけなのだそうです。
工場の見学もさせていただきましたが、男性社員と並んで仕事されている姿が見受けられました。女性増加に伴い改善された現場を実際に見たことで、女性も工場で働けるという事実がより明確になりました。